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手ぬぐいの染色方法について
オリジナル手拭いを製作する際に使用するインクは「顔料」「染料」の2種類ございます。制作用途の違いでもお勧めのプリント方法が変わりますので当ページにて各々の特徴や気をつけるべき点についてご紹介させて頂きます。不明な点などございましたらメールや電話等にてお問合せ下さい。
顔料の染めプリント方法
プリンターの印刷インクや絵の具などと同じタイプとなっており、中まで染み込まず表面でインクを固着させ再現いたします。擦れなどの摩擦には弱いという面はあり汗取りに使用し洗濯する用途では向かない、精細なデザインの表現を得意とし、鮮やかな色味となります。耐光性にも優れ色アセしにくいです。
顔料プリント
ノベルティや販促グッズとして多く活用され、激安価格で特注作成が可能な顔料プリントの特徴や注意点を下記にてまとめましたのでご覧下さい。
- 顔料プリントの特徴
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顔料プリントは、価格が安くコストを抑えたオリジナルの手ぬぐいが制作出来ます。また細い線の名入れやデザインにも対応し、再現率も高いです。本染めに比べて印刷工程が少ない為、短い期間での納期も実現しやすく、ノベルティや販促品と言った大量作成の際には刷るほどに1枚あたりの値段も激安になります。
- 顔料プリントで気を付ける事
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最初に特徴を説明いたしましたようにインクが繊維を奥から染める訳ではなく表面上にて固まる為、裏抜けは約30%と表のデザインが透けて見える程度になります。また表面でインクが定着すると言う事はプリントする範囲が多くなるほど風合いが固くなりますので地詰まりには向かず、摩擦に弱いのでお洗濯などはお控え下さい。
しかし発色の良さや色アセしにくいので綺麗な状態が保てます。
- おすすめ用途
- 顔料プリント手ぬぐいの製法について
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オリジナル手ぬぐいデザインに使用する色数毎に製版を作成しプリントする手法となる製作コスト重視の製造方法となる顔料プリント。生地にデザインを印刷し顔料インクを使用しておりますので洗う工程が無く乾かした後にご希望の納品形態へ仕上げてお届け致します。
染料の染めプリント方法
生地の繊維と反応材を混ぜたインクを染み込ませ科学反応を起こさせ染色を行う方法になります。しっかりと内部から染めるので色落ちしにくく顔料と違いお洗濯して頂いても大丈夫です。
反応染め
価格と質のバランスが取れた反応染めは、あらゆる用途に対応出来る事から名入れや絵柄をプリントしたオリジナル制作に人気の印刷方法となります。特徴と注意点をご覧下さい。
- 反応染めの特徴
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反応染めは、反応染料を使用した手拭いの本染めの手法の一つになります。注染よりも細かいデザインに対応可能になり、顔料プリントと違い片面のみの染色ならず裏抜けが最大で約80%と高いです。また染料を用いている為、特注手ぬぐい自体の風合いを損なわず、柔らかな手触りも特徴的となっております。
- 反応染めで気を付ける事
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本染めの一つであります反応染めですが、注染のように100%の裏抜けはしません。また先ほど最大約80%の裏抜け率をお伝えしましたが、細かなイラストデザインやロゴも表現可能となっている為、デザインを重視されますと裏抜けは少しずつ低くなっていきますのでお気をつけ下さい。
名入れデザインをお見せ頂ければ、てぬぐい専門スタッフが確認させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
- おすすめ用途
- 反応染め手ぬぐいの製法について
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本染の一種となる反応染めは、顔料プリントと同様に1色毎に製版を用いて捺染を行います。この時、染料インクを使用する事で生地に浸透し、その後の蒸し・洗いの工程時に化学反応を起こす事で着色いたします。デザインの細かさにより染料の分量を調整する為、裏抜け率に関してはデザインの細かさにより60%~80%となります。
注染
本格的な本染め手ぬぐいは贈答品や剣道用などに使用され、激安の通販価格にてオリジナル製作が数多く行われております。下記にて気を付ける点や特徴をご説明致します。
- 注染の特徴
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職人が手作業で染色しているので顔料プリント・反応染め・フルカラーでは再現の難しい色の深みや同じデザインでも1枚ずつ微妙に違う個性のある出来栄えになり、裏面に、しっかり抜ける事で裏面を気にする事なく印刷されたデザインで作成が出来ます。
吸水性に優れソフトな生地は肌にも優しい作りとなっております。
- 注染で気を付ける事
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注染の場合、昔ながらの制作技法を用いるためどうしても色ムラが多少発生致します。ただ、それを手拭いならではの味わいと捉えられる方も多いです。
また、細すぎる名入れ文字や線を作成すると潰れてしまう恐れがありますので、オリジナルデザインに関しスタッフからアドバイスさせて頂くことがございます。
- おすすめ用途
- 注染手ぬぐいの製法について
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染めたくない部分に対して防染糊を乗せ手ぬぐいの生地を重ね合わせた上から染料を注ぎ込む昔ながらの伝統的な本染製法。染色が終わった後には、洗い乾燥と反応染めと同じような工程を挟みオリジナル注染てぬぐいを仕上げます。
フルカラープリント方法
フルカラープリントは、染料を用いる「反応インクジェット」顔料を用いる「4色分解」の2種類の製法を用いてオリジナル作成いたします。多色デザインを再現する各フルカラー印刷製法の特性を下記にご紹介いたしておりますので御確認くださいませ。
反応インクジェット印刷
最小20枚からオリジナルのフルカラー手ぬぐいが格安で出来る事から販売グッズや冠婚葬祭に贈られる記念品として注文作成の依頼を頂く反応インクジェット印刷の特徴・注意点です。
- 反応インクジェット印刷の特徴
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生地に反応染料を直接吹き付ける形でデザインを再現し写真・イラスト・色の濃淡など生地の端までオリジナルデザインのフルカラープリントを手ぬぐいに行います。
そして、同じフルカラー対応の四色分解と比べて短納期対応が可能で且つ色彩の諧調表現がなだらかで品質の高い特注手拭い制作が実現できます。その為、記念品や物販グッズへと用いられる小ロットの際は激安価格で販売が可能な染色方法となります。
- 反応インクジェット印刷で気を付ける事
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反応インクジェットのフルカラープリントの場合、デザイン性を最も重視しているのでインクの量を微調整しながら手ぬぐいに吹き付けて制作しています。その為、裏面までインクが浸透せず、表のデザインが透けて見える状態となりますので裏抜け度が少ないです。
また中ロット・大ロットと手ぬぐい作成のオーダー枚数が増えても単価が製法上、下がりにくいデメリットがございます。
- おすすめ用途
- 反応インクジェット印刷の製法について
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生地に対して染料を大型プリンター機で直接吹き付ける事でオリジナル手ぬぐいのデザインプリントを行う反応インクジェット印刷。その後の製造工程は反応染めと同様に蒸し洗いの工程を挟み仕上げます。こちらは製版を作成せず手拭制作を行いますので少ない枚数でパフォーマンスを発揮いたします。そしてフルカラーデザインの諧調表現がなめらかになる事も特徴です。
四色分解プリント
フルカラーデザインで手ぬぐいに再現した際に200枚以上の中ロット・大ロットの場合に激安価格で重宝される四色分解プリント。下記に特長や注意点をまとめさせて頂いております。
- 四色分解プリントの特徴
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C(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(ブラック)でデザインを分解し、それぞれの版を作成し細かい網点でフルカラーデザインを表現する四色分解。
製版を作成するシルクスクリーンの1種となるので、手ぬぐい製作のオーダー枚数が増えれば増える程、激安・格安の単価でオリジナル作成が可能となります。その為、大ロットの企業やイベントノベルティそして販売用のグッズとして選ばれる染色方法です。
- 四色分解プリントで気を付ける事
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フルカラー印刷は、写真・イラスト・色の濃淡など生地の端までデ反応インクジェットと同様に裏面までインクは浸透する事は無く、若干透けて見える程度の裏抜け率となります。
そして、点(ドット)の掛け合わせでオリジナル手ぬぐいのデザインを表現する為、どうしても反応インクジェットと比較した際にはプリントの拡大画像をご確認頂くと分かりますようにデザイン面が粗く感じてしまうと言うご注意点もございます。
- おすすめ用途
- 四色分解プリントの製法について
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フルカラーの再現が可能な印刷方法となり製版をC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4つに分け作成し掛け合わせによって色を再現する手拭い製造方法となります。仕上がりが点描写のドットの集合体となるのが特徴です。製版を4つ必要とする為、少ないオーダー枚数ですと割高となりますがフルカラーデザインの中・大ロット作成の場合には抜群のコストパフォーマンスを発揮いたします。
- 手ぬぐいについて
- 手ぬぐい活用シーン