暖簾(のれん)で使われる生地の種類と特徴は?失敗しない素材の選び方を解説
「オリジナル暖簾を作成したいけれど、どの生地を選べばいいかわからない」とお悩みではありませんか?
のれんは、お店の顔や空間のアクセントとなる重要なアイテムです。しかし、いざ製作しようとすると生地の種類が多く、どれが自分の目的に合っているのか迷ってしまいますよね。
この記事では、オリジナル暖簾の製作で失敗しないための生地の選び方のコツや、代表的な生地の種類と特徴、そしておすすめの素材を詳しく解説します。
オリジナル暖簾のオーダーメイド製作を検討されている方は、ぜひ参考にご覧ください。
のれんの印象は「生地」で決まる!選定前に知っておきたい基礎知識
オリジナル暖簾を作る際、デザインや色に目が行きがちですが、実は生地とその素材こそが、のれんの印象や機能性を大きく左右します。
例えば、老舗の和食店のような高級感を出したい場合と、イベントで短期間だけ使いたい場合では、オリジナル暖簾に最適な素材が全く異なります。
生地の選び方は、以下のポイントを事前に整理しておきましょう。
- 設置場所
- 雨風や日差しの影響を受ける屋外に取り付けるのか、間仕切りやインテリアとして屋内に設置するか。
- 使用期間
- 長期間常設するのか、短期のイベント用か。
- デザイン
- 伝統的な染めで名入れ制作を行うか、写真やイラストなどをフルカラー印刷したいか。
これらを明確にすることで、数ある種類の中から最適なのれん生地を絞り込むことが可能です。
次は、具体的にどのような生地があるのか、素材の種類別にご紹介します。
綿の生地
日本ののれん制作において最もスタンダードで人気のある素材といえば、やはり昔から活用されている綿生地です。
くぐる際の手触りが温もりを感じさせ、伝統的な「和」の風合いを表現するのに適しています。
シャークスキン綿
特徴
ザラッとした手触りがサメ肌に似ていることからその名が付けられたシャークスキン綿。
適度な厚みがあって名入れ作成時には染料の滲みも少なく、店舗用から日除けまで、のれんの種類を問わず人気の生地です。
おすすめの使用場面
店舗暖簾、日除け暖簾、楽屋暖簾
天竺木綿
特徴
天竺木綿は、Tシャツにもよく使われる平織の綿生地で、軽くてやや薄手なのが特徴。
綿の中でも比較的価格が安いため、制作コストを抑えつつ和の趣や柔らかな風合いを表現したい特注ノレンにおすすめです。
おすすめの使用場面
店舗暖簾、イベント暖簾、ノベルティ暖簾
カツラギ綿
特徴
斜めに線が入る綾織りで作られるカツラギは、耐久性と風合いの柔らかさを兼ね備えています。
厚手なのでしっかりとした印象を与え、目隠しや重厚感の演出にももってこいの綿生地です。
おすすめの使用場面
日除け暖簾、湯暖簾
シャンタン綿
特徴
縦糸には通常の糸、横糸には太さが不規則な「スラブ糸」を使用しており、横方向に不規則な筋状の模様(紬のような風合い)が入っているのが特徴です。上品で高級感のある質感が魅力です。
おすすめの使用場面
店舗暖簾(特に高級感や和の雰囲気を演出したい店舗)、楽屋暖簾
ポリエステル生地
化学繊維の一種であるポリエステルは、発色の良さが特徴の素材です。
写真やグラデーションなどの多色デザインを激安価格にてフルカラープリントできるため、オリジナル暖簾のオーダーメイドにおいて重宝されています。
テトロン帆布
特徴
綿の帆布に似た、厚手でざっくりとした風合いをポリエステルで再現した生地です。
ポリエステル生地特有の光沢感が少なく、和の雰囲気をしっかり出しつつ、鮮やかなフルカラー印刷が可能です。
おすすめの使用場面
店舗暖簾、日除け暖簾、イベント暖簾
ポリエステル麻
特徴
麻のような透け感やシャリ感を、ポリエステル素材で表現した生地です。
本物の麻に比べてシワになりにくく、扱いやすいため和食を提供する飲食店、和雑貨を販売する小売店などのオリジナル暖簾にも好まれています。
おすすめの使用場面
店舗暖簾(特に和の雰囲気を演出したい店舗)、イベント暖簾
テトロントロピカル
特徴
薄手で軽量なポリエステル生地です。
激安価格でありながらフルカラー印刷も発色良く仕上がり、多色デザインのオリジナル暖簾を格安作成したい場合に向いています。
おすすめの使用場面
イベント暖簾、ノベルティ暖簾
麻生地
麻も綿と同様に、古くからノレンに活用されてきた人気の生地の一つです。
特有の透け感とシャリ感があり、麻生地のオリジナル暖簾は、空間に清涼感と品格をもたらします。
生成り麻
特徴
漂白をしていない、自然な生成り色が特徴的な麻生地です。
生地の表面にネップ(糸の節や繊維の塊)が見られ、店名やロゴなどのシンプルな名入れも際立ちます。
おすすめの使用場面
店舗暖簾(特に高級感や和の趣を演出したい店舗)
白麻
特徴
漂白された麻生地である白麻は、通常の麻よりもやや薄手で透け感や涼しさを演出します。
麻ならではの風合いがありつつ、晒生地なので白地のままでもベタ地の名入れデザインも綺麗に仕上がります。
おすすめの使用場面
店舗暖簾(特に高級感や和の趣を演出したい店舗)
無地生地
オリジナル暖簾に文字やロゴをプリントせず生地そのものの質感や色合いを際立たせたい場合や、シンプルな無地のれんで空間を仕切りたい場合などには、無地の風合いが活きる生地が選ばれます。
当通販店では、お好きなカラーをお選びいただける先染めの無地生地を種類豊富かつ格安価格にて販売していますので、無地暖簾のオリジナル製作にぜひご活用下さい。
一部を除きますが、防炎や防汚、撥水といった特殊加工にも対応可能です。
オックスフォード綿
特徴
経糸と緯糸を引き揃えて織る「斜子織り」で織られた平織生地の一種で、ノレンに使用する場合、表と裏どちらから見ても生地にクセが無いのが特徴です。
のれんをくぐる際には、手触りの柔らかさと軽量さも感じられます。
おすすめの使用場面
店舗暖簾(店内やオフィス内の間仕切りなど)
ムラ糸クロス綿
特徴
意図的に太さを不均一にした「ムラ糸」を使って織られた綿生地です。
手織りのような素朴で温かみのあるザックリとした風合いが特徴で、シンプルな無地のれんに、味のある仕上がりを与えます。
おすすめの使用場面
店舗暖簾(店内の間仕切り、和の雰囲気を演出したい店舗など)
アーネスト
特徴
綾織りのポリエステル生地であるアーネストは、綿の無地生地に比べて光沢感があります。
耐久性があって従業員やお客様がくぐる仕切りノレンの激安オーダーメイド作成におすすめです。
おすすめの使用場面
店舗暖簾(店内やオフィス内の間仕切りなど)
まとめ
オリジナル暖簾の生地の選び方のコツは、お店のコンセプトや設置環境に合わせて、最適な種類を見極めることにあります。
和の風合いや伝統を大切する染めのれんを注文したい場合は、シャークスキンやシャンタンといった綿生地が最適。
激安購入可能な製作コストを求めるのであれば、テトロン帆布などのポリエステル生地が頼りになります。
品格と清涼感を与える麻生地、シンプルながらも素材感が際立つ無地生地なども、特注のれん製作において人気です。
当店では、こちらでご紹介した生地の他にも、オリジナル暖簾制作に相応しい生地を種類豊富に取り扱っています。
それぞれの生地の種類と特徴をしっかりと把握した上で、特注ノレンの理想とするイメージや用途に最も適した素材を選んでみてください。

















