オリジナル暖簾の「種類」と「サイズ」はどう決める?用途別のれん形状の最適解と失敗しない選び方
「お店の顔としてオリジナルの暖簾を作りたい」「贈り物としてオーダーメイドのれんを製作したい」と考えたとき、多くの方が直面するのが、「どの種類を注文すればばいいの?」「サイズの決め方がわからない」というお悩みです。
暖簾は、設置する場所や目的によって最適な形状や生地が異なります。
せっかくオーダーメイドするなら、用途にぴったりと合い、見栄えも使い勝手も良い一枚に仕上げたいですよね。
この記事では、オリジナルのれんの制作を検討している方に向けて、用途に合わせた暖簾の種類の決め方、失敗しないサイズの測り方、そして仕立ての基本について詳しく解説します。
- 目次
用途に合わせて選ぶ暖簾の形状バリエーション
オリジナル暖簾と一口に言っても、その種類は多岐にわたります。
まずは何のためにノレンを使うのかという用途に合わせて、最適な形状を選びましょう。
店舗のれん
店舗のれんは、居酒屋や寿司屋といった飲食店や和をコンセプトにした小売店、宿泊施設などに掲げられる、最も一般的なオリジナル暖簾です。
お店の看板としての役割を果たし、お客様を迎え入れる「顔」となります。
店名や屋号、ロゴなどを名入れ印刷し、店内の目隠しと風通しを両立させるサイズで作られることが多いです。
日除け暖簾
軒先などに設置し、強い日差しを遮るための暖簾で、風に揺れてバタバタ音が鳴ることから、別名「太鼓暖簾」とも呼ばれています。
日除けのれんは一般的な店舗のれんよりも縦に長く作られることが多く、大きな面積を活かして、遠くからでも目立つ店舗看板としての効果も発揮します。
屋外に出しっぱなしにすることが多いため、2類ターポリンのような耐久性のある厚手のビニール生地で作成されるケースも多いです。
イベント用のれん
展示会やフードショーなど、イベントブースの装飾として使われるのが、イベント暖簾です。
屋台の雰囲気を演出したり、ブースの目印にしたりと使い勝手が良く、持ち運びしやすい軽めの生地でオーダーされることが一般的です。
物産展や催事販売のような物販イベントに設置する暖簾は、売り子の顔が見えるように短く仕立てるのが定番となっています。
風呂のれん・湯暖簾
「ゆ」の文字や温泉マークの名入れデザインでお馴染みの風呂暖簾は、銭湯や温泉、宿泊施設の浴場入り口にかけられるノレンです。
男湯・女湯の目隠しとして活用されることが多く、脱衣所の奥が透けないよう、厚手の生地を使用し、丈を長めに仕立ててプリント製作します。
火器の使用および人が大勢集まる場所に設置するため、防炎加工を施されることが多いオリジナル暖簾です。
楽屋のれん
楽屋のれんは、舞台俳優やアーティストなど、演者への贈り物としてファンや関係者から贈られる特別な暖簾です。
劇場の楽屋口にかけられ、芸事にまつわる縁起の良いデザインや、華やかなフルカラープリントが好まれます。
ノベルティ暖簾
企業の販促品や記念品として印刷製作されるのが、ノベルティ暖簾です。
大量生産されることが多いため、コストを激安に抑えられるポリエステルなどの生地を使用し、制作工程が少なく短納期の対応可能な仕立てでオーダー作成されます。
こだわりを形に!特殊な形状や演出で差をつけるオリジナル暖簾
一般的な長方形の暖簾だけでなく、特殊な形状でオーダーすることで、他にはない個性を演出することが可能です。
風格と実用性を兼ね備えた「水引暖簾」とは?
水引暖簾とは、間口いっぱいに掲げる丈の短いノレンのことです。
主に軒先などに装飾としてかけられたり、寿司屋やそば屋などのカウンターの上部に設置されたりします。
目隠しとしての機能よりも、空間の装飾や和の趣を演出する目的で使われ、圧迫感を与えずに空間を仕切ることができるのがメリットです。
自由なカットで個性を出す「変形暖簾」
どの種類の暖簾をオーダーするか決まったら、次に押さえておきたいのは、サイズの決め方です。
美しい特注ノレンを作るためには、設置場所の採寸が何より重要になります。
失敗しないサイズ設計!間口の測り方
どの種類の暖簾をオーダーするか決まったら、次に押さえておきたいのは、サイズの決め方です。
美しい特注ノレンを作るためには、設置場所の採寸が何より重要になります。
間口の測り方
当通販店では、特注暖簾のサイズをお客様に自由に決めていただく事ができますが、一般的に、設置場所の間口の幅と高さを基準にオーダーされる方が殆どです。
幅は一間口だと1,800mm、半間口だとその半分の900mmで仕立てます。
高さは用途に応じて調整し、目隠しを重視する場合は長めに、店内の様子を見せたい場合は短めに設定します。
オリジナルのれんの仕立て方法と「割数(巾数)」のポイント
最後に、のれんの使い勝手と耐久性を左右する「仕立て」と、くぐりやすさに影響を与える「巾数」の決め方について解説します。
暖簾上部の仕立て
暖簾を棒(ポール)に通す上部の加工には、主に「棒袋」と「共チチ」の2つの種類があります。
棒袋
生地の上部を筒状(袋状)に縫い合わせて、そこに棒を通す仕立てです。
見た目がすっきりとスタイリッシュに仕上がり、制作工程もシンプルなので、納期の短縮にも繋がります。
隙間から光が漏れにくいため、間仕切りや日除け暖簾の注文でよく採用されます。
共チチ
生地の上部に「チチ」と呼ばれるループ状の輪っかを等間隔で縫い付け、そこに棒を通す仕立てです。
和風の暖簾で最も一般的な仕様で、昔ながらのオーソドックスな雰囲気を演出できます。
周囲の仕立て
暖簾の周囲の処理方法によって、耐久性や見た目、コストが変わります。
本仕立て
暖簾の周囲とスリットの端を三つ折りにしてしっかりと縫製する、三巻縫製を行う本格的な仕立てです。
高級感があり、耐久性にも優れているため、長く使用する店舗のれんや楽屋のれんなど、こだわりのオーダー暖簾に適しています。
簡易仕立て(周囲縫製)
周囲は三巻縫製、スリットにはヒートカットを行い、本仕立てよりも工程を簡略化した格安な縫製方法です。
ある程度の耐久性を確保しつつ、安い製作コストを両立したい場合に選ばれます。
簡易仕立て(ヒートカット)
ヒートカットは、ポリエステルなどの化学繊維の生地専用の加工です。
熱で生地を溶かし切りながら端を固めるため、縫い目がなくスッキリ仕上がります。
イベント用やノベルティなど、短期利用で費用を激安に抑えたい場合に最適です。
巾数の決め方
暖簾全体のサイズが確定したら、いくつのスリットを入れて何巾に分割するか、即ち巾数を決めていきます。
巾数も、オリジナル制作におきましては自由に発注可能です。
一般的に、暖簾の巾数は3巾、5巾など奇数で仕立てると縁起が良いとされていますが、「そば」、「ラーメン」などの名入れする文字の配置や、使い勝手を優先して2巾、4巾のような偶数で作成することもあります。
あまり人が通らない場所に設置する水引ノレンや日除け暖簾なら、スリットを作らず1巾に仕立ててデザインを大きく見せるということもできますので、実用性とデザインのバランスを考えて決めましょう。
まとめ
オリジナル暖簾を作成する際は、まず用途に合わせて最適な種類や生地を選び、設置場所を正確に測ってサイズを決めることが成功の秘訣です。
そして、使い方に合った仕立てと巾数を選ぶことで、見た目も使い勝手も抜群の暖簾が完成します。
暖簾のサイズ設計や仕立てなど、仕様の決め方に迷ったときは、暖簾の名入れ製作のプロである当「販促モール」へお気軽にご相談ください!
こだわりが詰まった素敵なオリジナル暖簾をご購入いただき、魅力的な空間演出ができるよう、お見積もりから納品まで一貫してサポートいたします。

















