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のぼり旗で両面からデザインを見せたい場合には?

皆様いかがお過ごしでしょうか?今回はコンビニや薬局など様々な場所で目にする販促グッズの定番商品で、弊社でも多数オリジナル製作をさせて頂いている「のぼり旗」に関する記事をご紹介させて頂きます。
その中でも、定番仕様では無く表面・裏面の両面で違うデザインの「両面のぼり旗」を作りたいと言った際に役立つ知識を中心に解説いたします。

まずは簡単に一般的なのぼり旗とは?

一般的なのぼり旗

一般的なのぼり旗はオモテ面から印刷しウラ面は反転した、裏抜けしたデザインが見えている状態です。
そして使用する素材に関しては、ポンジ生地というポリエステル系の中で薄手の部類に入るものを使用しております。生地が薄いのでオモテ面の印刷がウラ面まである程度見える、という状態を作り込んでおります。
その為、表面と裏面に別デザインを印刷する事はむずかしく、反転柄のみ透けて見えるという作りとなります。

どちらの面も訴求できるように両面に印刷できる素材とは?

先述させて頂いた、ポンジ素材より生地を厚くすればいいのでは?と考えが浮かぶかと思いますが、生地を厚くしても表と裏のデザインは混ざってしまいます
これは、のぼり旗は机に置くものではなく立てて使用するため、光加減によって透けてしまうからです。そのため厚いポリエステル生地でも両面印刷する場合は、ウラ面を反転させたデザインであることが必須となります。裏抜けしている風の印刷というわけです。

両面に印刷(反転しないデザイン)するためには、光が透けない素材を使用いたします。
それは、両面に印刷できる生地=光が透過しない=遮光性がある素材と言う事になります。
下記では、両面のぼり旗に使用する遮光生地についてご説明いたします。

遮光スエード(貼り合わせ)

遮光スエード生地の構造

遮光材の両面にポリエステルのスエード生地を貼り合わせた素材です。

遮光ツイル(黒糸)

遮光ツイル生地の構造

間に黒布をはさんだポリエステルツイル素材です。

上記2種は、生地自体が両面印刷可能な状態に仕上がっております。主に小ロットの両面のぼり旗フルカラー印刷が必要なデザインで使用することが多いです。
大量生産する場合は、印刷したポンジ生地をタフタと呼ばれる遮光生地に縫い合わせて、3層構造で両面のぼりを作成することが多いです。

ポンジ生地使用時の構造

この場合はコストを下げることを優先するため、デザインは色数を抑えたシルクスクリーン印刷で生産することが殆どとなります。

遮光生地のデメリット

両面にデザインを表現できることがメリットだとすれば、通常ののぼり旗より割高になってしまう以外にもデメリットはございます。
遮光生地の両面に貼り合わせや縫い合わせしている生地は、遮光生地が若干透けてしまいます。そのため真っ白の生地ではなくややグレーによった生地色がスタンダードとなります。

両面のぼり旗は、通常のポンジのぼりと比較すると非常に高価な販促品となります。しかしながら金額に見合うほどの訴求力はあるかと考えております。設置場所・活用シーンにおいて、どのようなのぼり旗が適切かお悩みの際は、弊社専門スタッフにお気軽にお問い合わせください。
引き続き販促モールをどうぞ宜しくお願い致します。

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